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活性炭入門 | 活性炭の用途その他

触媒、触媒担体

活性炭は、比表面積が高く、そのため、触媒活性を持っています。塩化シアヌルやテトラクロロイソフタロニトリルの塩素化等の反応促進に、活性炭が触媒として使用されています。

活性炭を触媒として使用している例としては、例えば、酢酸ビニルの合成(活性炭に酢酸亜鉛を担持)、塩化ビニルの合成(活性炭に塩化第二水銀を担持)に、活性炭が触媒として使用されており、また、アモコ触媒としても活性炭が使用されています。触媒用途に使用される活性炭は、反応系において、過剰反応とか、副反応を起こさないために、細孔構造の調整とか、金属不純物の除去等に、特に留意しながら生産されています。

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使い捨てカイロ

空気中の酸素と鉄粉との酸化による発熱を利用した簡易カイロで、発熱制御と酸素の取り込みのために、鉄粉と50%湿潤の粉末活性炭を混合して用いられます。

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その他に用いられる「クラレコール®

その他に用いられる「クラレコール®」は次の通りです。

銘柄 形状 粒度(mesh) 用途
GC 破砕状又は円柱状 8x14、20x42、32x60、4mmφ 触媒、触媒担体
P 粉末 100メッシュ以下 使い捨てカイロ